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VOL.08 「本来のヒトの暮らし」の巻

ハーモニックフード通信 VOL8 「本来のヒトの暮らし」の巻
ハーブは全部実家のmamaにいただいたもの
ヒトとして一番幸せ感じた暮らし


ハーモニックフード通信では私たち夫婦が実際に体験してきたヴィーガン・ベジタリアン(100%植物菜食)への道のりをご紹介しています。

ベジタリアンの生き方に興味のある方は是非読んでみて下さい。


当時、田舎暮らしに憧れ、古民家を探しに役場を訪ねたり田舎を回っていたりしていると必ず「仕事は何をやるの?」「こんな田舎でどうやって生活していくの?この辺の人は働くために街に出ているのに・・・」「農業は甘くないよ」「憧れだけじゃ生活できないよ!」といった現実問題を投げかけられましたが、まだそれについてのはっきりとした答えが出ていませんでした。

ひとつはっきりしていたことは、本来のヒトの生き方として「自然と一体になってイキイキと暮らしたい!」ということと「環境と健康そして自然食にまつわることに係わっていたい」ということだけで、具体的な仕事や経済については、まだぼんやりとしていて「何とかなるさ!!」と気楽に考えていたのです。

逆に言えば「まだはっきりした答えが見つかっていなかったから、やってみたかった」というのが正直な気持ちだったのです。

何とかなるね!何とかなるさ!!

やっと紹介してもらうことのできた古民家は、山のすそ野にある青い屋根の小さな一軒屋でした。

家の周りには道路が無いので、車を止めてから小さな橋を渡って、森と田んぼの間の道を80メートル程歩くのです。その道は春には「かたくりの花」が咲き、道の横を流れる小さな川は透明で、たくさんの魚が泳ぎ、さらさらと心地よい音を立てて流れ、夏の初めには大きなホタルがその川沿いに集まり、まるでプラネタリウムのように光っている・・・そんな自然豊かな所でした。

家の玄関を開けて天井を見上げると、ずっしりとした黒い大きな梁が横たわっていて、その存在感には圧倒される程でした。

家は約100年前に建てられたようですが、

少し前まで芸術家の家族が住んでいたので高い天井を生かして両サイドにロフトが造られ、土間にはおしゃれな石が敷き詰められ、薪を炊いて入るお風呂の足場には赤レンガが敷かれていました。

浴槽は大きくて真っ白の新品に変えられ、畳も床も新しく張り替えられていて、ふすまには芸術家らしい絵が書かれ、かなりお金をかけて修繕し住みやすくしていたようです。






中でも一目ぼれだったのが、昔ながらの囲炉裏でした。


煙でいぶされ、赤茶色になった床や壁がとても良い雰囲気を出していました。

私達夫婦はすぐにそこへ移り住むことを決め、生活を始めました。家賃は大家さんのご好意に甘えて一ヶ月6000円にしてもらったので環境に優しい生活雑貨を扱って得ていた収入(一ヶ月4〜5万円)だけでも十分豊かに生活できたのです。

夢にまでみた田舎暮らしのスタートです。

まずはじめに電話とFAXを取り付けて、井戸水を復活させました。

電気は通っていましたが、あえてテレビを置かず、新聞もとりませんでした。


ガスはもともと引いてなかったので庭に小さな小屋を建てて“青空キッチン”なるものを作り、裏山から木を集めて薪を作り、その薪を燃やして玄米を炊いたり、ベジタリアン料理を作って楽しみました。
これがなかなか快適なキッチンで、薪で炊いたごはんの味は格別に美味しかったのです。

外にテーブルを出してうどんを打ったり、晴れた温かい日には果物で酵母を作り、天然酵母パンを作って食べたりしました。
この田舎暮らし生活時は1ヶ月に4〜5万円の現金しかありませんでしたが、月のはじめに無農薬の玄米と良質の調味料さえ買い揃えておけば、家の周りで「ふきのとう」
や「わらび」「ぜんまい」などの山菜や竹の子、「せり」「よもぎ」「たんぽぽ」などの野草が山のように採れ、自然がその時必要なものを全て与えてくれたので、あとは少しの野菜を育てたり、いただいたりして十分豊かに生活できました。

この頃には全く動物性食品を食さないヴィーガンベジタリアンになっていましたから、毎日穀物と野菜でたくさんのオリジナル料理を作り、晴れた日の夜には庭にテーブルを出して薪を炊き、虫除けのためにキャンプファイヤーのように高く火を焚いて星を見上げながらベジタリアンディナーを楽しみました。

少し寒い日の夜は囲炉裏に火をくべて、小さなステンドグラスランプを灯し、ジャズピアノを聞きながら、2人でその“囲炉裏のジャズバー”で環境問題のことや、有意義な生き方について語り合ったりしました。

この生活で、朝はぴったりと4時40分に目覚め、夜は8時になると眠くなる・・・という現象が起きました。

意識しなくても体内時計が自然のリズムと同調し、波長が合ってしまうのです。

こうなると感覚は敏感になり、かかってきた電話のベルの音だけでかけている相手が分かるようになり、来客のある日は事前に予測がつくようになり(来る人の香水の香りかしたり、会話が聞こえる等)、お金がつきて食べ物も無くなってくると誰かか訪ねてきてたくさんの食糧を持ってきてくれたり、大家さんが家庭菜園で作っている野菜を持ってきてくれたりしました。

これは現代ではあまり使われなくなったために退化してしまった、本来なら動物が持ち合わせている第6感のようなものを自然と開花させ、「何の不足もなく、何の余分もない。」という自然本来のJUSTジャストなパワーを感じることができました。

この自然と一体になって生活する田舎暮らしの中で、「ヒトも本来は自然の子であり、すべて与えられ、育まれ、生かされているんだ!!」ということをはっきりと思い出させてくれた貴重な体験をすることが出来ました。

ベジタリアンミニ知識


食べ物・・それはエネルギーを食べている

私達が物質というとき、普通は目に見えていて、形や色や匂いがあって、手で触れることが出来るものです。

しかし60年以上も前から生まれた量子力学では物質(食べ物)を細かく細かく、顕微鏡でも見えない程もっともっと細かく(物質の最小単位まで)見ていくと、最後には物ではなく、光と波になってしまう・・・といわれています。

目に見えるものも、目に見えないものも皆、光と波の集合によって出来ているということです。

これが少し前からよく耳にする“波動”というものですね。

“波動”とは目に見えないエネルギーのことですが、ここで言うエネルギーとは全ての素にある力のことです。

ですから私達の目に見える物質である「体」も目に見えない精神である「こころ」も素をたどれば“波動”の集合体なのです。

それは食べ物も同じで、例えば醤油ひとつとっても、目に見える物質である「黒い液体」と「手間をかけて大切に作られた気持ち」又は「利益優先の添加物だらけの粗悪品をうっちまえ!」といった気持ちも波動なのです。

私達が物を食べるとき、目に見える「黒い液体」だけを食べて

いるのではなく、目に見えない「気持ち」まで食べていることに気づいて下さい。

そうすれば「手間をかけて大切に作られた物」を選択することの重要さが分かるはずです。

優しい気持ちで作られた食材が体とこころに調和を生み出し、優しい気持ちの素を作ってくれるのです。

食べ物がエネルギーならば、過去に、現在に偉業を成し遂げた人にベジタリアンが多いのもうなずけますね!!だって動物が食卓に上るまでのルートをたどれば、悲しい現実がそこにあるのですから・・・。


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