体質改善・デトックスで体調不良のお悩み解消!ベジタリアンで自然にダイエット/ハーモニック通信 |
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それは今では当たり前の天然酵母パンでした。 1996年当時は、天然酵母パンはナチュラル系の雑誌をにぎわす流行だった為、本屋さんに並ぶクッキング本にはよく天然酵母パンが特集されていました。 しかし、食養の世界ではパンはどちらかと言えば陰性食品であり、常食はタブーとされていましたが、もともとパン好きな私は有名どころの天然酵母パンを片っ端から取り寄せて食べ比べるという日々を過ごしていました。 その中でも東京渋谷区にある「ルヴァン」という人気店で“かぼちゃパン”を買って食べた時、「これだ!!この味よ〜!!」と大ファンになってしまったことが火付けになり、私のパン好きがさらに勢いを増していきました。 “かぼちゃパン”はずっしりと重たくて、深みのある黄色い色が何ともかわいらしくて、見るからにエネルギーに満ちたとてもパワフルなパンでした。 実際に食べてみると砂糖は使用していないのに甘味があって、ほんのりと酸味があって、かぼちゃの香りと酵母の香りが絶妙なバランスで・・・。 本当に美味しかったのです。
そのまま何もつけずに食べても十分美味しかったのですが、1p幅にスライスして、バターの代わりにごま味噌ペースト(白ごまペーストとみそをブレンドしたもの)を添えて、豆乳で作った穀物コーヒー・オーレと一緒に食べるのがお気に入りの食べ方でした。 そして、イースト菌のパンでさえ作ったことのない私が、天然酵母パン作りに燃えたのでした。 その勢いは一時期「パン屋さんになりたい!!」と思うほどでしたから、主人と2人で田舎の古民家を探し回っている途中、同県内に石釜で天然酵母パンを焼くお店を見つけた時は運命を感じてしまうほどでした。 そのパン屋さんを訪ねていくと40代とみられるご夫婦が中から出てきました。 私たちが天然酵母パンにはまってしまったことや、自然農法に興味があって田舎暮らしを希望していることなどを話すと、偶然にもそのご夫婦もマクロビオティックを実践していたり、自然農法に挑戦してみたりと、興味のある方向が同じだったので、すぐに仲良くさせてもらいました。 石釜のパン屋さんは当時、木曜日のみ釜に火を入れてパンを焼いているということだったので、次の木曜日に2人で早朝から自転車に乗り片道15kmの道をサイクリング気分で出掛けると、そこにあったはずの石釜が崩れていたのです。 お店のご夫婦に事情を聞くと、「じつは昨夜ベンツが突っ込んじゃって崩れちゃったんだ・・・。車に乗っていた人は無事だったから良かったけど、この釜は新しく作らないとパンが焼けないんだ・・・。」と・・・。 その後、となり町にある石釜で天然酵母パンを焼いているお店のご主人が、石釜の設計から施工までやってくれることになったようでした。 私はとなり町にも石釜で天然酵母パンを焼くお店があったことを知ると、それだけで嬉しくなったのですが、そのご主人はもうすでに何年も前から自然農法を始めていて、その野菜や天然酵母パンで生計を立てていると聞き、まさに私たちがこれから向かおうとしているライフスタイルの実現をしている先輩が近くにいたことで、ますます田舎暮らしが身近になったように感じられました。 私たちはこのご縁を生かして石釜作りの手伝いを希望し、それから約1ヶ月間石釜作りのすべてを体験したのでした。 そして石釜作りの1ヶ月の中でもうひとつ、昔ながらの味噌作りまで体験することが出来ました。 「味噌は買うもの。」と思っていた私。生まれて初めての味噌作りは「きっと、ものすごく大変なんだろうナ!」と思い込んでいましたが、実際作ってみると「意外と簡単!!」でした。 材料は自然農法で作られた大豆と自然海塩、無農薬の玄米麹だけを使って玄米味噌を作り、アンティークショップで見つけた古い陶器のかめに1年分の味噌を仕込みました。 1年後を楽しみにして・・・。
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